【21-27days】0か月(3週6日)助産師さん自宅訪問
2016/11/12(土)〜11/18(金)
13日に7歳と1歳の子どもがいる友人が遊びに来てくれた。ベビーラックやらバウンサーやら、子育てで使っていたグッズをたくさんもらう。本当にありがたい。
それだけじゃなくお昼ごはんに野菜たっぷりのトマトカレーを作ってきてくれて、美味しすぎて産後の身体に染み渡った。。ありがとうありがとう。
1歳半の女の子と一緒に来てくれたのだけど、こんなに小さいのに、赤ちゃんを見てヨシヨシしてくれたり、「女の子はおませというか賢いのよー」といってたけどお世話欲みたいなのって何歳から出てくるのかなー?小さい子が赤ちゃんと遊んでるのとか本当にかわいい。
私の住む文京区では、産後1か月くらいの間に助産師さんが自宅に来て、赤ちゃんの体重を測ったり、いろいろ質問してくれるサービスがある。入院があったので赤ちゃんと暮らし始めてまだ10日くらいだけど、母乳の吸わせ方が難しく、片方のおっぱいがカチカチに張ってしまっている、という話をしたら、文京区では500円で助産師さんが自宅に来てくれる訪問母乳相談があるとのことなので、早速申し込む。
2016年の6月、妊娠中に実母が病気で亡くなったのだけど、そのように身近な家族がなくなったり喪失感のある人は産後うつなどにもなりやすいから何かあったらすぐに相談してくださいとのこと。一応夫が育休を取得しているので、とりあえずはワンオペではないけれど、やっぱり実家の母がいたらなあと思うことがたくさんあった。
【14-20days】0か月(2週6日)ようやくGCUから退院!
2016/11/5(土)〜11/11(金)
11月4日に小児科の先生からお話があり、問題がなければ週明け11月7日に退院できます、とのこと。寝室を整えたり、ベビーバスに空気を入れたり、赤ちゃんを迎え入れる準備をした。ようやく赤ちゃんとの暮らしが始まる。
退院のちょっと前から乳児湿疹がひどくなっていたので、ワセリンを処方してもらう。これからお家で一緒に暮らそうね。よろしくね。
よく、赤ちゃんの入院が長引いたという話をすると、赤ちゃんとの生活が始まると睡眠時間が取れなくなるから、今のうちに寝ときなよーという声をかけてもらったのだけど、これまでも母乳を出すために3、4時間毎に搾乳していたので、同じような感じかなーと思っていたけど、実際は全然違っていた。。
お家に帰ってすぐ、関西在住の友人が出張ついでに寄ってくれたり、お近所に住む1ヶ月違いの赤ちゃんのママ友が遊びに来てくれたり、赤ちゃんに会いに来てくれて嬉しかった。
【7-13days】0か月(1週6日)搾乳母乳を持って通院
2016/10/29(土)〜11/4(金)
とりあえず私の方は退院できたけれど、搾乳して母乳を持って赤ちゃんの面会に通う日々が始まる。息子すなめりが入院している病院は、徒歩と電車で片道20分ほどかかる距離。普段ならなんてことない道も、下半身が破壊されている産後にはかなりきつい。搾乳した母乳を渡しつつ、面会の時間でタイミングが合えば、直接授乳できたり、沐浴したりお世話をする。
「産後の肥立ち」という言葉があるように、本来は産後の1ヶ月は母体を横たえて休まないといけないらしい。この時期に無理をすると今は平気でも更年期になってからが大変よ、とかいろいろ脅し文句を耳にするけど、病院には行ってあげないといけないのでどうしたもんだろう。母体に問題がなくても、赤ちゃんと一緒にいれるよう入院を延ばせたらいいのにな。病院によってはそういうところもあるのかな?
離れて過ごしていても日に日に赤ちゃんらしくなっていくすなめり。少しずつ表情が出てきているけど、限られた時間内での授乳だとしっかり母乳が出ていない気がする。
最初は、黄疸の症状は日に日に落ち着いているので、私の退院から1、2日後には退院できるかもとのことだったのだけど、夜中に無呼吸の症状が出てしまい、この病院では、症状がでたあと7日間経過観測しないと退院できないため、また退院が延びてしまった。乳幼児突然死症候群のリスクなど考えるとしっかり病院で看てもらったほうがいいとは言え、なかなかお家に連れて帰ってあげれなくてさみしくて夜に泣いてしまう。
【3-6days】0か月(0週6日)GCUでの光線療法
2016/10/25(火)〜10/28(金)
赤ちゃんと別室になってさみしい反面、GCUでしっかり看てもらえて少し安心かなと思っていたけれど、辛かったのが夜中の授乳。新生児は大体3時間毎に授乳、おっぱいもそのタイミングで吸わせていかないと母乳が出るようにならないというので、夜中3時とかに赤ちゃんが泣いたタイミングで呼ばれて授乳をしに行くという。。
それでも離れていると会いたくて仕方ないので、ナースコールで呼ばれると夜中でも嬉しくて、円座を手に持ち、眠さと下半身の痛みと戦いながら、エレベーターで赤ちゃんがいる階上のGCUへ。
GCUの看護師さんは、産婦人科病棟の助産師さんとは違い、やはり病気の赤ちゃんを看ている、患者さんを扱っているという緊張感のようなものがあり、夜中に呼ばれて行くとみなさん忙しそうだった。
うちのすなめりは、音がなる機械の横にベッドが設置されていて、始終ピーピーピー!という音が鳴り響いていた。看護師さんに「おむつもお願いします」とお世話するように言われて交換すると、うんちが乾ききってたり、軽症?のすなめりは少し後回しにされているのかな?と思ったり。もっと重症の赤ちゃんがたくさんいるからしかたないかもだけど。
黄疸治療のための光線療法ではできるだけ長く光を当てたほうが効果があるらしく、授乳の時間ですら赤ちゃんが光に当たる時間が短くなるのはよくないという考えからなのか「15分厳守でお願いします!」と厳しい顔で言われた。
ただでさえ慣れていない授乳を、赤ちゃんの目隠しや光のマットを付けたままで、大急ぎでやらねばならなかったり、それでまた涙が止まらなかったことも。
治療を最優先で考えてくれているから仕方ないと思いつつも、母体へのいたわりがあまりにも無さすぎるように感じて悲しかった(産後ホルモンの影響で被害者妄想が激しかったのかも。。)深夜に数回、痛い下半身を引きずって、部屋から移動して授乳をしに来てるのだから、もう少し、母にも優しくしてくれてもいいやん、って思ったり。。
GCUでの授乳や沐浴にも少し慣れたところで、母体には問題がなかったので、私は先に退院。
一緒に帰りたかったけど、ちゃんと看ておいてもらったほうが後々安心だし、と自分に言い聞かせる。早くお家に帰ってきて欲しい。
【2days】0か月(0週2日)まさかの黄疸、GCUへ
2016/10/24(月)
とうとう母子同室スタート!看護師さんがベッドまで運んできてくれた。授乳やらおむつ替えやら本当に大丈夫なのか、コットから抱き上げるたびにドキドキする。
お昼の検温、黄疸チェックの際に、あれ?と看護師さん。ちょっと数値が高いかもしれないので、血液検査をしますとのこと。そしてそのまま黄疸治療のため、GCUで光線療法をします、とのこと。
GCUって最初なに?って思ったのだけど、NICU(新生児集中治療室)で治療を受けて状態が良くなってきた赤ちゃんが入院するお部屋のこと(「Growing Care Unit」の略)。ちょうど同室に双子ちゃんのお母さんがいて、そちらの赤ちゃんたちもGCUに入院していて、一日に数回、搾乳して母乳を持って様子を見に行っていたみたい。
正直、赤ちゃんが部屋に来た瞬間、ちゃんとお世話できるのかな、泣き止ませる自信がないから夜はナースセンターに預けようかなとか、いろいろ怖気づいていた自分が居たのだけど、いきなり別室になり、さみしくてポカーンとした。これまでずっとお腹の中に居て、ようやく出てきてくれたのに一緒に過ごせないなんて。
新生児黄疸はよくあることだとはいえ、計画分娩にしたせいで、本当はもう少しお腹にいたらその症状はでなかったんじゃないかな、お世話できるかななんて思って母親として失格なんじゃないか、とかいろいろ考えてしまい、涙が止まらなかった。
とりあえず離れている間も、これから母乳を出すためには搾乳をしないといけないとこのことなので、ひたすら搾乳。
【1days】0か月(0週1日)母子同室
2016/10/23(日)晴れ
27時間に及ぶ分娩のあと、後陣痛やら会陰やらむりやり引っ張った筋肉が戻ろうとしているような、全身の筋肉痛と下半身が麻痺したように痛すぎて、こんなの聞いてない、、という状態。。尿意すら感じられない。
聞いたところ、鉗子で吸引分娩したため、会陰切開の切った箇所が多く、出血量も多かったので、傷口の痛みが強いかもとのこと。わざわざ無痛分娩を選んだにも関わらず、産後の痛みが普通よりひどいなんて、やっぱり出産の痛みからは完全に逃げることができないのか。。
入院した部屋は3名同室で、他にお母さんがお二人いる気配がするのだけど、まだ身体を動かせないので挨拶すらできてない。
そんな中、部屋に赤ちゃんが来た!けどお世話ができるのかどうか、不安でいっぱい。。看護師さんが今晩はナースセンターでみますので、ゆっくり休んでくださいね、といって運んでいってくれた。少しホッとする。とりあえず今日はご飯を食べてしっかり寝よう。